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by 趙耀輝  at --:-- |  スポンサー広告 |   |   |  page top ↑

三里は「鬼邪」を追い出す

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伝説では、昔、中国の黄河流域のところで、ある年、冬至の日に大雪が降った。大地は真っ白な雪に覆われ、天気は非常に寒いです。そんな真冬の厳しい中、破れた古い寺院の中で一人の母親から一個元気な嬰児が生まれました。悪天候の中のお産であり、また産後の大出血のため母親はすぐになくなりました。

ちょうど三華里(約1500メートル)外のところに一人のおばあさんがいました。生まれたばかりの嬰児の泣きの声がきこえ、泣き声は天をも驚かし、地をも動かす、世の中をびっくりさせるくらい大きかった。真冬の中、回りには人が少ないのになぜ嬰児の泣き声があるのか不思議に思ったおばあさんは、様子を見に行きました。

ところが出かけて突然、おばあちゃんの目は何にも見えないようになります。《古代中国では病気になる原因を鬼邪が体に取り付くことだと思っていました。(本当は現代医学で言う雪盲病の一種だと思われる)》そうこうしているうちに近くからかすかに聞こえていた嬰児の泣き声はだんだん聞こえなくなってきました。幼児が弱ってきているのです。「大変だ!速く行かないと嬰児の生命があぶない」。目が見えなくなりながらも泣き声を頼りに何とか、古い寺院で幼児を見つけたそのおばあさんは、幼児を抱きかかえ、嬰児を家に連れて帰りました。しかし、帰ってきたら深い雪道を歩いたせいか急に両足に激痛がして、立っていられないほどになりました。《今度は鬼邪が両足につきまとったのだとおばあさんは思いました。(本当は急性の風湿性の関節炎だと思われる)》その後おばあさんは、目が見えなくなり、足を痛めながらも、苦労して拾った幼児を育て、子供はだんだん大きくなりました。

五年後のある日、元気に育った少年は子ともはおばあちゃんに尋ねました。

「おばあちゃん、僕の名はなぜ三里と呼ぶのですか。」おばあちゃんは答えました、「あなたの泣き声は三里の外にも聞こえたからですよ。だから「三里」の名をつけました。」

「おばあちゃんは、なぜ目が見えないの?」おばあちゃんは答えました、「悪い鬼邪は悪事するときに人間にその姿を見られたらいけないのです。」

「おばあちゃん、なぜ足はいつも痛いの?本当鬼邪がいるの?お母さんはなぜ死だの?なぜ、おばあちゃんはずっと生きているの?」「人間は何時でも死ぬ、何時でも鬼邪がつきまとう。しょうがないのです。」と答えました。

「おばあちゃん、僕は力がある、鬼邪と戦う。鬼はとこから出てくるの?」おばあちゃんは考えずに、「足からです。」と答えしました。

その後三里くんは毎晩、毎晩拳を握っておばあちゃんの足をたたきました。口中で「三里が鬼邪をやっつける。三里が鬼邪をやっつける」と言いながら。

一年後、おばあちゃん元気になりました。目も見えるようになり、両足にも力が戻り、歩けるようになりました。三里は本当に鬼を倒し、おばあさんの病気を治したのです。鬼邪は三里の拳に負けたのです。

おばあちゃんはとうとう百歳を超えるまで長生きをしました。三里が毎日毎日を鬼邪と戦ったことはずっと今まで伝わっています。

後に人々は、「三里」が目と足に良いツボだと覚え、「鬼邪」が悪さをすることをすっかり忘れさりました。


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趙 耀輝(チョウ ヨウキ)
1957年中国・北京生まれ。 (国立)中国北京中医薬大学卒業。 同大学漢方医学・鍼灸・気功整体・按摩学講師。
WHO公認世界医学気功学会常務理事。 同学会特別認定医学気功専門家。 教学、臨床歴30余年。
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